葉酸サプリはメーカーによって目安の量が設定されており、継続して飲み続けることで栄養素をバランス良く補給できます。
その際に一度に摂取するのではなく、分けて飲むのは選択肢の一つで、どんなメリットがあるのかまとめてみました。
葉酸サプリを分けて飲むのはどうなの?
葉酸サプリの飲み方は明確に決められているわけではなく、複数回に分けて飲むのは選択肢の一つです。
- 1日に4粒が目安量の葉酸サプリを飲み続ける予定でいる
- 「食前に4粒」か「食後に4粒」と飲むのが普通
- まとめてではなく「朝に2粒」「夜に2粒」と分けてみる
- 分けて飲む場合はなるべく時間を空ける
このような飲み方で葉酸サプリを続けることで、得られるメリットについて詳しく見ていきましょう。
- 数回に分けて飲めば余分な栄養素が減少するので体内へとしっかりと吸収される
- 体内へと吸収されなかった葉酸が尿として排出されるのを防ぐ
- 1回に飲むカプセルの量が減るのでつわりでも気持ち悪くならない
上記のように、サプリメントの有効性を向上できる効果的な方法なのです。
一度に飲まなければ効き目がないというわけではありませんし、葉酸サプリを販売しているメーカーの中には時間帯をずらした方が良いと公式サイトで説明しているところもあります。
1,000μgという葉酸の上限摂取量を超えなければ問題はなく、水分補給を兼ねて1日に3回に分けるのも良いでしょう。
葉酸やビタミンB群など水溶性のビタミンは一度に多量に摂取しても、体内に残らずに余分な栄養素は尿として排出されやすい性質があります。
量が豊富でも体内へと吸収されなければ全く意味がないので、分けて飲む方法を一度試してみてください。
胃腸が弱い人は食後に葉酸サプリを飲もう
胃腸が弱い人は内蔵への負担を低減するために、食後に葉酸サプリを飲みましょう。
- 朝食を食べた後に2粒のサプリを飲む
- 夕食を食べた後に2粒のサプリを飲む
複数回に分ける場合はこのような飲み方が適しており、胃の中に食べ物が入っている状態であればカプセルの摂取でダメージが加わることはありません。
空腹時は栄養素の吸収率が良い代わりに、吐き気や食欲不振といった症状で悩まされることがあります。
内服薬や飲み薬と同じ原理で、食後に飲めば効率良く葉酸やビタミン、アミノ酸やミネラルといった栄養素を取り入れられるのです。
妊娠中や授乳中はホルモンバランスの変化により、普段とは違った体質になりやすいので自分の身体を少しでも労わってあげてください。